Virtuozzo Hybrid Infrastructure(VHI)

すでに仮想基盤を導入、これから導入を検討されているお客様、お困りではないですか?

Broadcomによる買収後の予測不可能なVMwareの未来

VMwareの価格上昇は、顧客及びパートナーのビジネスに大きな影響を及ぼします

NutanixHyper-Vなどへの移行を検討されているお客様は、移行コストを含めた全ての移行にかかるコストが高額になるため決断できないケースが散見されます。特にvSphereのみをお使いのお客様は仮想基盤に多くのコストをかけられません。
また、ベンダーロックインを避けるため、コストの観点からオープンソースを活用したいと思われているお客様のご意見をよく耳にしますが、はたしてオープンソースのソリューションは簡単に使いこなせるソリューションなのでしょうか?

Virtuozzo Hybrid Infrastructure(VHI)とは


Virtuozzo Hybrid Infrastructure(以下、VHI)は、サービスプロバイダー、エンタープライズ、企業顧客向けに高性能で管理しやすい仮想化基盤です。パブリッククラウド、オンプレミスのプライベートクラウド、ハイブリッドクラウド、Kubernetes(K8s)、S3ストレージサービスなどを簡単に構築・運用できます。
VHIはOpenStackをベースとしながらも、OpenStackの煩雑さを排除し、シンプルかつ最適化されています。
KVMベースの仮想化、オーケストレーション、ソフトウェア定義ネットワーク(SDN)、エンドユーザー向けセルフサービスポータル、管理者向けの管理パネルなど、多くの機能を備えており、 OpenStackの専門知識がなくても運用管理できます。

VHIのコンポーネント


VHIは様々なコンポーネントと機能を持っています。これらはすべて1つのインストーラーに統合されており、利用者と管理者は特に意識する必要がありません。

ストレージ


VHIにはVirtuozzo独自のストレージ技術「Virtuozzo Storage(Cloud Storage)」が搭載されており、単独のストレージ製品としても利用可能です。もちろんVHIのSDS(Software-Defined Storage)としても活用できます。

ストレージ機能:
 ・VM向けのブロックストレージ
 ・AWS S3互換のオブジェクトストレージ
 ・NFSベースのファイルストレージ

また、VHIはHCIでありながら外部ストレージとの接続も可能です。現在サポートしているプロトコルは以下の通りです。

サポートしている外部ストレージ:
 ・iSCSI
 ・NFS
 ・FC(Fibre Channel)

VHIのユーザーインタフェース


VHIは管理者画面、セルフサービス画面といったユーザーインタフェースにより高性能で管理しやすくなっており、専門知識がなくても運用管理ができます。

・管理者画面
 VHIクラスターの運用管理を行う画面

スムーズなスケーラビリティ


ハードウェアリソースの消費を抑えながら、ペタバイト規模でも優れたパフォーマンスを実現。

スケールアップしたパフォーマンス

  • CPU、RAM、I/Oコントローラの追加/アップグレード
  • SSDキャッシュ/SSDジャーナリングの追加
  • 本番システムですべてを実行する

スケールアップ能力

  • 初期費用を抑えながら、必要に応じて成長させる
  • 既存のディスクをいつでもアップグレードできる

パフォーマンスと容量のスケールアウト

  • 必要に応じてハイパーコンバージドノードを追加することで、より優れたパフォーマンスとキャパシティ、信頼性、リカバリ速度を実現
  • ビジネスの成長に合わせてシステムを拡張
  • クラスタ内の数十ノードに対してほぼリニアなスケーラビリティを実現

エコシステム


VHIはOpenStackのAPIと互換性があるため、OpenStackと連携可能なソリューションが豊富に揃っています。
クラウドマネジメントプラットフォーム、バックアップソリューション、マイグレーションツール、VDI(仮想デスクトップインフラ)など、多様な選択肢が存在します。

VHIが選ばれる理由


他プラットフォームとの違い


・3Tier製品との違い

 3Tier構成の代表的な製品としてVmwareがあります。Vmwareはさまざまなコンポーネントを組み合わせて1つの製品となっており、バージョンアップ時に各コンポーネントのバージョンを考慮する必要があるため、管理や運用の負担が大きくなる場合があります。
 VHIでは、UI、ハイパーバイザー、SDS、SDN、モニタリング、メータリングといった機能を汎用サーバーへ集約しており、管理や運用の負担を大幅に軽減できる点が大きな違いです。また、外部ストレージや物理ロードバランサーを購入する必要がないため、コスト削減にもつながります。

 加えて、クラウドネイティブアプリケーションに必要なKubernetes機能やS3オブジェクトストレージ機能を標準搭載しており、アプリケーションのモダナイゼーションに適しています。

・他HCI製品との違い

 HCIの代表的な製品にはNutanixやvmware vSANがあります。VHI含めHCI製品では、従来個別だったコンピュート、ストレージ、ネットワークといった機能をサーバーへ集約しており、管理や運用負担の低減、コスト削減を期待できます。ただ、HCI製品の多くは外部ストレージに対応しておらず、既存の外部ストレージが使えなくなる可能性があります。VHIはこの点を考慮し、外部ストレージとの接続に対応している点が大きな違いです。複数の外部ストレージへ同時に接続することも可能です。

シーテックは日本の正規Reseller


シーテックは、日本初のVirtuozzo製品正規Resellerであり、テクニカルパートナーです。
Virtuozzo社とのパートナーシップをもとサービスを提供、日本語でのサポート窓口も設置しており、日本のお客様にも安心して導入いただけます。

Application

アプリケーションやサービスなどをお客様とともに導入・移行を実現します。

仮想化

Virtuozzo VHIの導入により、管理しやすく、低コストの仮想化環境を構築します。

移行

検討段階からお客様に寄り添い、PoC検証や移行作業までワンストップで対応します。

Hardware

パートナー企業との連携によりサーバーやNW機器の調達、保守をサポートします。

・サービス内容一例

・サポート体制

お問い合わせ


VHIの試用や導入検討のご相談・ご質問など、以下のお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。